UCGOPSのサーバーは現在停止中である。
最近はたまにインしてチームで襲撃したり、占領戦に混ざる程度しか遊んでいない俺だが
少し気になる事がある。
それはこのゲームのPVの形態、今では珍しくなった二派閥による野戦についてだが
EFの町への小規模襲撃の多くは、外国人によるもので、主に戦場は市街となり、
特攻か早期完全撤退で終わっている事である。
負けない数が居れば負けない。
当たり前の事である。
でもそこには技量を誇る余地はない。
6~8人で町を攻めて、1.5倍程度の敵とやりあう時、もちろん味方にも
死者は出るが、上質なPVが経験出来ると思う。
ラグを考慮して自分の立ち位置を定め、押し引きと撃ち合いの中で脅威になる敵、
逆にすぐに死にそうな敵を見定め、敵の一斉突撃を避ける為に戦場を前後させて
敵の足並みを乱す。
スレイヤーズはそもそも、楽しく撃ち合う事が出来るなら、損害は厭わない。
逆にどうしようもない戦力差になるまで敵が動かない、十分な戦力があるのに
追撃をやめる、そういう場合に無理に誘いをかけずに撤退する事はある。
逃がしてくれるというのだ。敵が集まるまで待ってやって一方的に殺されるくらいなら
帰ってしまっていい。
こういう判断を含めて、弾丸でしか相手を押しとどめられない野戦で敵を討ち取る、
しかもそれがこちらより多い相手ととなれば、心は躍る。
こういう経験をする事がなく、本当にサーバー終了を迎えてしまったら、悔いは残るだろうと思う。
慎重に戦うが貪欲に戦果を求める時、プレイヤーは死線の上を綺麗になぞるように戦う。
死線の遥か後方で確実な勝利しか味わわない、簡単に死線を踏み越えて早々に死ぬ、
そういうプレイヤーの個性を記憶して野戦でふるいにかけ、数の差を埋めて勝利に導く。
これが野戦の醍醐味である。
もしサーバーが復帰したら、自分は簡単に死線を越える人間か、死線に寄り付かない人間か
考えてみるといい。どちらも俺から見れば、戦力としては心もとない。
そして相手も人間である。被ダメの重なった状態で死線に立てば、簡単に死線は
自分の遥か後方へ移動し、死は逃れられないものとなる。死に掛けの敵は集中するのが基本だからだ。
しかしその状況を逆に使い、敵の一部を突出させる事も出来る。
どこで離脱を開始するかは自分の人気や味方との位置関係を常に把握していないと難しいが。
まずは迎撃や占領戦で、死線の上で戦う感覚を養い、無駄な動作を削り取って行き、
戦場の風が読めると思えるようになったら、良く遊ぶ友人と町を襲撃し、敵が増えすぎる前に
後退して野戦を試してみるといいだろう。
死んだときは、自分がどこで間違ったのか必ず考える。
打つ手が無かった野戦というのは稀である。あそこで帰っておけばよかったという選択肢も含めて
自分のミスをまっすぐ見つめて次回に生かす。相手がどうという言い訳はしない。
そうしていくと、野っぱらでドンパチ楽しく遊べるというものだ。