昨夜のメルボルンは、久しぶりに血の騒ぐ戦いになった。
スレイヤーズのG3、5機とメルボルンの混成7~8機という、機体構成も考慮すると
戦力はスレイヤーズ有利、町を背負って戦うため補給が容易な点は防衛有利という状態の戦闘は
当初の予想では、ジオン側の積極的な行動が期待できず、早期終了というものであった。
しかし蓋を開けてみると、ジオン側の激しい攻勢の前に決め手を欠き、久しぶりに
町のそばでドンパチと撃ち合う事になった。
観察してみると、3機ほどの壁役が良い動きをしていて、火力のターゲッティングも的確だった。
惜しいのは、それぞれの行動に同期が取れていなかったこと。
しかしそれでも、一時は我がチームリーダーが三途の川岸まで追い詰められ、
もう少しで渡ってしまうほどの熱戦となった。
寄せ集めで同期が取れてないとはいえ、それぞれの行動が的確だと攻める方も気が休まらない。
途中からは、かなり危険な飛び込みを仕掛けて一機、一機と落としてはいけたが、
これでミスをして損害を出すと、向こうとしては大戦果でお釣が来る。
一時メンバーの殆どが弾切れを起こして補給に戻ったが、久しぶりの鉄板試合の熱が冷めては
もったいないと、補給後は長期戦を想定した戦闘スタイルをとる。
しかし、向かい合って撃ち合うときに、防御陣形を維持しなければ損害の出そうな戦闘は
久しぶりである。戦況把握や、迂回侵攻への警戒で、夜中なのに全細胞が目覚める。
そして戦場は西に東に、時には北に南にと移動する。
結果はスレイヤーズの勝ちではあったが、久々に、怖いと思える相手であったのは確かだ。
見る見る数が増えるのであれば、ああ無理無理バイバイとなって興も覚めるというものだが
数はともかく戦力的にやや劣勢の相手が、明確な殺意を持って迫ってくるというのは恐ろしいものだ。
あそこで逃げを打ってしまえば、明確に我々の負けである。
最終的には、敵に被害が出た結果、戦闘のテンションが下がって来たのを感じたのと、
俺がもうとっくに寝る時間を過ぎていたのもあって、第二の我が家であるメル西へと撤退したが、
非常に印象深い戦闘だったので、ブログに書きとどめておこうと思う。
Good fight all.